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☆☆☆☆☆ 膝の痛み ☆☆☆☆☆(漢方通信)

中高年になると、特に女性で膝の痛みを訴える人が多くなる。その半数以上の人は「変形性膝関節症」といわれる病気である。この病気は老化現象と関係があるといわれ、膝の関節の軟骨が擦り減ったり、変性したりして、関節の骨にトゲ状の突起が出来たり、膝関節の骨と骨の間の隙間が狭くなったりして関節の痛みや炎症を引き起こす病気と考えられている。また炎症がひどくなると関節に水が溜まったりする。

西洋医学的には、鎮痛消炎剤が投与されたり、関節内の水を抜いたり、関節内にステロイド剤の注入が行われたりする。ただこれらの治療は根治させるものではなく、再発を繰り返すことも多い。そして鎮痛消炎剤は胃を悪くすることも多く、治療を継続できない人も多い。

漢方薬は西洋薬に比べて鎮痛消炎作用は強くないが、副作用が少なく、特に初期のうちには試みて良い方法と思われる。代表的な漢方薬としては防巳黄蓍湯が上げられる。この薬は体内の水分の調整をする作用があるといわれ、特に体表のむくみをとるので、ぽっちゃりした水太りの人に効果があるといわれている。その他に越婢加朮湯等いくつかの漢方薬があるが、証によって使い分けられている。


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