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☆☆☆☆☆ にきび ☆☆☆☆☆(漢方通信)
にきびは尋常性ざそうといわれ、毛穴に皮脂などの分泌物がたまり、そこに細菌(ニキビ桿菌)が感染して炎症を起こすものといわれている。一般的には、洗顔をきちんとして抗生剤の軟膏(テラマイシンなど)と抗生剤(ビブラマイシン、ペニシリン系薬剤など)の内服を2週間ほど続けて、その後漢方薬に切り替えていくことが多い。
漢方薬としては赤みがかった炎症の強いものには清上防風湯や十味敗毒湯を用いることが多い。そして少し黒みがかった色をしているものについては、漢方でいう「お血」が関係しているものが多く、腹診などの他の所見と一致すれば駆お血剤が投与されることが多い。駆お血剤としては、一般的には桂枝茯苓丸が用いられることが多いが、漢方的な証を診断して、陰証で、虚証の人には当帰芍薬散が投与されることが多く、陽証で実証の人で、更に便秘のある人には桃核承気湯が用いられる。便秘は皮膚症状の悪化因子と考えられるので、その解消は重要である。
便秘解消と共に、食養も大切である。
甘いもの、特にチョコレート類は制限をし、果物も食べ過ぎないように注意する。そして食物繊維の多いもの(便秘解消にもなる)、海藻類(コンブ、ワカメ、ヒジキなど)を多く取るように指示する。
巨人軍の松井選手が入団当時にバットの好不調によってにきびの出方が変わったといわれたように、ストレスも皮膚症状に関係するようなので、ストレスを解消する事も大切である。
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